デニムシャツのリペア

当店はデニム生地に特化したリペア・リメイク技術がございます。
お客様から様々なジーンズのご依頼がございますが、もちろんデニム生地の上着のご依頼もあります。

今回はデニムシャツのリペアご依頼。
三重県のお客様からご依頼を頂きました。ありがとうございます。

デニムシャツの前立て部分。
見事に生地が裂けているように見えます。

このダメージの原因は生地の劣化によるものではなく、
縫製(または工業用パターン)のミスに起因するものです。

縫製では、「縫い代」と呼ばれる生地の内側に来る部分、生地と生地を縫い合わせる余白部分が必要です。
これが少ないと、生地がほつれて縫い合わせ部分まで達し、
結果表に見えるまで生地がほつれ、裂けたようなダメージが出てきます。

今回のリペア方法として、下記の手順になります。

①生地がほつれた部分のステッチを解体
②生地を補修
③生地端をほつれ始末
④縫い代を数ミリ多く設定し、再度縫製

では完成画像です。

補修した部分は、隠れるように縫製し直しているので、
表地には全くリペア跡は見えません。

また生地補修とほつれ始末、縫い代を増やしているので、
同じようなダメージが起きる心配はございません。

工賃は下記になります。

前立て部分リペア ¥3.500-

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